議会はセレモニーではなく
形骸化した議会
3月27日、北九州市予算議会 最終日です。
常任委員会→ 予算特別委員会→ 本日会議(討論 採決)となり、私は討論に立ちます。
しかしながら、市長提出の来年度予算や議案は、全て可決とわかっています。
共産党や1人会派以外は全て賛成するのが常、そもそも採決の2日前には賛否表を提出するルールです。
つまり、採決は議会事務局作成の進行表どおり、立ったり座ったりと賛否を示すセレモニーとなっています。
形骸化した議会
私は時々「この議案は当日に討論を聞いてから賛否を決めます」と採決表を空白で出したりしています。
(討論後に賛否を示します、と言うのも初めは絶対ダメだといわれたのですが、言っても仕方のない人だと思われたのか、そのうちOKになりました)
議員56人。圧倒的多数が賛成の中、1人が反対に回っても結果は変わらず、個人賛否も記録に残りませんが、自分の賛否にはすべて明確な理由があり、すべて責任を持ち採決に臨んでいます。
賛否態度が記録に残らない!?
個人賛否も会派賛否も市民にも公開されず、賛否態度が記録にも残らないのは、本当におかしいです。どの議員が何を支持しているか、有権者に全くわからないという構図です。
公開を要望していますが変わりません。
採決前に行われ、自分の意見に賛同を促す討論も形骸化しています。
以前 議会事務局に「形骸化していますよね」と言ったら「その通りです」としながらも「自分の意思を示すものという考え」だと言われたことがあります。
改善されたこともあるけれど
2017年の当選以来「前例がないからだめです」と言われたことを崩し、やってきました。
討論や、議会初と言われながら意見書に対する質疑、当日賛否など。
議会便りも、要望通り、誰が何を質問したかわかるよう改善されました。
改善もありますが、またまだまだまだ足りません。
何より、議会運営委員会のルールがおかしい。
1人会派が議会運営委員会に参加できないルールは痛いです。
「それ、おかしいでしょ?」という市民の声が議会を民主的に変えていきます。
議会は市民のためのもの。
ぜひ声を届けてください!