議会改革へ 遠い道のり
市民より住民監査請求
北九州市議8人の海外視察に、市民オンブズマンが費用返還求める住民監査請求をしました。
「スペイン・マドリード〜 バルセロナ ~ フィンランド・ヘルシンキ6泊8日視察の実態は観光旅行で、報告書の内容も他の資料の転用だった」
これは氷山の一角だろうという思いを拭いきれないのは、私だけではないでしょう。
根本的な議会改革へはまだ遠い道のりです。
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何のために?? 「一人会派・更なる持ち時間削減」の不公平
議会における、一人会派の『質問 時間削減』の不公平極まりない取り決めについては、再三報告、また是正をお願いしてきていますが、
さらに、討論時間にまで制限をかけるという動きがあります。
議員が本議会で発言できるのは、基本的に
⚫️「一般質問(市政全般に関する質問)」
⚫️「質疑(議案に関し賛成・反対の判断をするため質問)」
⚫️「討論(議題の表決前に、議員個人として賛成・反対の意見を表示する)」
です。
大会派はこれに加え、予算と決算時に「会派の代表質問」が出来ます。
昨年、北九州市議会では、1人会派は1回の議会で質疑か一般質問かの どちらか一方しか出来なくなりました。
その上、持ち時間は回答を含め15分と大幅削減されました(年間最大60分)
そして、今度は討論時間にも「1人5分以内×会派人数」という制限がかかろうとしています。
どんなに議案数があっても私は5分となります。
私が知る限り、そもそも討論をするのは共産党と私くらいしかいません。
実は、これは、今まで討論と議決を行う議会最終日のみインターネット中継が入らなかったのが、最終日も中継しようという中での動きです。
最終日もネット中継されれば、これまで討論しなかった人々もするようになるでしょう。それ自体は本当に良いことだと思います。
しかし
議会は議論と討論の場で、時間制限は本末転倒です。
しかも、「議論がなかなか終わらないから」する時間制限ですらありません。
ネット中継には費用もかかりません。
市民の代表である議員の発言を制限することは、市民の不利益に繋がります。
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もっと良くしよう! 北九州市議会 (2) - 村上さとこ 公式ウェブサイト
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今朝、小雨の折尾四丁目交差点にて。日に日に寒さが増しています。皆様どうか体調にお気をつけ下さい。
折尾四丁目交差点にて。
今朝は小雨でした。日に日に寒さが増しています。皆様どうか体調にお気をつけ下さい。