北九州カジノ に動き
北九州カジノに動きが出ているのでご注目下さい。
北九州空港島を想定したカジノは、(IR)3事業者へのヒアリングで「事業者のニーズに合う候補地が見当たらない状況」との結論に、推進議員より「小倉北口や若松ではどうか」の声があがったそうです。
しかしそこは民間の土地であり「どうこう言える立場ではない」というのが現在の市の見解です。
北橋市長は「ニュートラルな立場で検討。深い関心」を示しており、
「9月議会は大事な議論の場」「(当初想定した、)空港島以外に可能性がないわけではない。いいロケーションはあり得る」
「民間の立地提案を待つ(←ここが肝です)」との立場です。
9月議会に向けては、北九州商工会議所、北九州市IR推進協議会など経済人150名が参加しての、地方最大級のIR誘致勉強会が8月末に開催されています。
「民間の立地提案」があれば急展開するのではないでしょうか。
北九州市IR推進協議会(会長:北九州中小企業経営者協会会長、事務局次長:井上秀作市議会議員)らの要望を受け、引き続き議論は続いていくと思われます。
カジノ視察と市職員意識調査
北九州市ではカジノ視察と市職員意識調査を2008年に報告書としてまとめています。
参考までにご覧ください。
■当時、市職員1463 名への調査でカジノ経験者は460 名(31.4%)←個人的感想としては思ったより多いです
■北九州市へのカジノ設置について
前向き 413 名(28.2%)
否定的 922 名(63.0%)
年代別では、年代が高くなるにつれ否定的な回答の割合が高く、男女別では否定的な意見が、男性約 60%、女性70%以上。
反対理由では、「治安や風紀の悪化」「青少年への影響」、「ギャンブル依存症患者の増大」を懸念する回答が多かった。「本市では集客があまり期待できない」という回答も 41.0%。
■否定意見例
「ハートフルなまちを目指している中で、カジノの必要性を疑う」「カネ潤えど、こころ潤わず」「海外や国内の他都市に勝てない」
■肯定意見例
「逼迫する地方財政のカンフル剤」「世界規模での集客、税収増、雇用の拡大が見込まれる」「この際カジノも設けてギャンブルシティに」
IRカジノ、パブコメは、10/3まで
関心のある方は意見をどんどん出しましょう!
IR基本方針案へのパブコメはこちらから。
↓↓↓
「特定複合観光施設区域の整備のための基本的な方針(案)」に関する意見募集
内閣府はカジノ管理委員会予算として来年度は47億の概算要求を発表しています
(22億増)
カジノ管理委員会は、カジノ施設の設置及び運営に関する秩序の維持及び安全の確保を図ることを任務とするいわゆる三条委員会であり、内閣府の外局として新しく設置されます。
今後、政府では、国土交通省観光庁がIR産業、カジノ管理委員会がカジノ規制を担当する体制となります。
<内閣府 2020年度 予算概算要求(8月公表)>
・カジノ管理委員会の運営 4,736百万円(令和元年度予算額2,562百万円)
・カジノ施設の設置及び運営に関する秩序の維持及び安全の確保を図ることを任務とする「カジノ管理委員会」を運営
・世界最高水準のカジノ規制を実施するために必要となる規則等の策定、執行体制の整備、海外規制当局との協力関係の構築、カジノ規制を適切かつ効率的・効果的に実施するための人材確保・育成等に取り組む
・骨太方針2019において「国際競争力の高い魅力ある滞在型観光を実現するIRの整備を推進するため、特定複合観光施設区域整備法に基づき、基本方針の策定等に着実に取り組む。カジノに対する様々な懸念に万全の対策を講ずるため、カジノ管理委員会を設立し、世界最高水準のカジノ規制を実施する。ギャンブル等依存症対策を徹底的かつ包括的に実施する
北九州市民がどのような街に住みたいか、どのような街にしていきたいか、みんなで考えていく問題です。
IR推進法案(カジノ法案)は、とんでも法!
「教えてメロリン隊長 IR推進法案(カジノ法案)は、とんでも法」
とてもわかりやすい動画がありましたのでご紹介します。
日本人の資産を外資に流す略奪ギャンブル=カジノ。
必見です。