人権についてもっと考えよう!
北九州市は歴史的に「人権問題=同和」という意識が強く 、市政だよりの「人権特集」は、それに特化しています。
とても大切な問題ですが、時代は移り外国人市民へのヘイトなど、『新たな人権問題』が発生しています。
子どもの虐待、いじめも究極の人権侵害です。人の権利、尊厳を奪うことのないように、もっと広い意味で「人権」啓発して欲しいです。
私は議会で、外国人労働者を受け入れる上でも「一番のリスクは(彼らへの)人権侵害」と申し上げました。
ヘイトスピーチを禁止する条例設定へ向けても、質疑をしましたが、
北九州市長「他都市の状況をみて…(←他都市ではもう始めています!)」
「国が方針を示すべき」などのご回答でした。
基本の基本である人権侵意識をもっと強く持って、
まっさきに自治体が、人間の尊厳・人権を守れずに、一体どうするのか。
今月の市報は人権特集、2面も使っているのに、ヘイトについては、ほぼ触れられていません。
「多文化共生のまち」と常に言っているのに、そこに根深く残るヘイトに触れないのは、あまりにも時代遅れです。
ヘイトは人権侵害。この先も必ず起こる問題です。
今後も強く訴えていきます。
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