新型コロナ対応
福岡県福岡市で新型コロナウイルス感染症患者、二人目が確認されました。
すでに多数の自治体でイベント中止や延期が決定しています。
北九州市は国の方針を見て、イベントについての方向性を発表するとの事です。
国が方針を早急に出すことが大切
国の指示を待たずとも自治体は独自判断で動くことができますが、
自治体は「国の状況を見て…」「他都市の状況を見て…」と決断できない事が残念ながら多いです。
だからこそ国が方針を出すことが大切、いち早い対応が感染症のまん延を防ぎます。
政府が「新型インフルエンザ『等』緊急事態宣言」を行えば、
自治体はイベント自粛を要請、指示できるようになります。(罰則規定はなし)
自治体にはすでに行動計画も整備されています。
医療関係者が自治体要請に従い診療を行い感染や死亡した場合、補償もされ、
発令3要件はもう満たされています。
大阪府の英断
国を待たずしても、自治体で出来ることはあります。
新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に乗っていた府民について、独自に14日間の経過観察を行う考えだそうです。
吉村知事は「検査から下船までのタイムラグがあり感染の可能性はある。外国のような新たな隔離は無理だと思うが、少なくとも各自治体がケアしていくことが重要だ」
米疾病対策センター(CDC)は下船したすべての乗員乗客について、少なくとも14日間は米国への渡航を認めないと発表しています。
北九州市では
感染のまん延を防ぐために北九州市もイベント中止に踏み切るべきです。
すぐに不要不急の外出自粛の呼びかけを、休校の準備を。
こういう時こそ市長の決断が必要です。
議会内、私がいる部屋の入口にも消毒薬が置かれました。すべての会派の部屋前に置かれています。
市が確保している防護服は約1600枚(各病院が確保している分はのぞく) 防護服は使い捨てなので、追加分を緊急発注しています。
市の対策会議では「頑張って準備したイベントを強制的に中止にして良いのか」という意見もあるそうですが、どうか安全を優先して頂きたいと思います。