沖縄県民投票の結果を支持します
立憲ネット北九州より沖縄県民投票の結果を支持する声明を出しました。
私たちは、立憲主義、 平和主義、 民主主義、 地方自治 を、最も大切に考える
超党派議員として、門司地区(門司・下関)から辺野古埋立て土砂搬出計画を止めさせる取り組みをはじめ、基地問題を自らの課題として活動していきます。
声明
<沖縄県民投票の結果について>
1 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設計画をめぐり、名護市辺野古沿岸部のめ立ての是非を問う沖縄県民投票が24日に行われ、投票率52.48%、
「反対」が72.15%の43万4273票、
「賛成」が19.10%の11万4933票、
「どちらでもない」が8.75%の5万2682票
という民意が示されました。
2 また、県民投票に法的拘束力はありませんが、投票資格者総数の4分の1(28万8398票)を超えたことから条例の規定により、玉城知事は安倍晋三首相とトランプ米大統領に結果を通知するとしています。
3 沖縄県民の総意として出された今回の結果について、自治体議員立憲ネットワーク北九州(以下、立憲ネット北九州)はこれを支持し真摯に受け止めるものです。
日本政府は、今回の県民投票の結果を重く真摯に受け止め、「地域のことは地域住民が決定する」という地方自治の本旨を尊重し、沖縄県ならびに沖縄県民と向き合い、結論ありき、力づくではなく真の対話を通じて諸課題の解決・合意に向けて最善の努力をすることを求めるものです。
また、今回の県民投票が、国民全体に投げかけられた問題提起であることを認識するとともに、国と自治体の関係、安全保障と住民福祉の関係、日本全体が米軍の基地になろうとしている現実など、主権者としてしっかり考えていかなければならないと考えます。
4 最も危険な米軍普天間飛行場の移設計画として、辺野古米軍基地問題は取り上げられていますが、内実は新基地建設であり、沖縄の負担軽減を目的とするものではなく、米軍の機能強化にむけた基地建設と言わざるを得ません。
国民の生命と財産を守るべき政府は、普天間基地の即時閉鎖に向けた努力を怠り、一方で普天間か辺野古かの二者択一を迫り、強権的に辺野古基地予定地埋め立てを強行しています。 立憲ネット北九州は、このような国民を欺き法令主義を無視する政府に対し強く抗議するものです。
5 立憲ネット北九州は、立憲主義、平和主義、民主主義、地方自治を最も大切に考える超党派の議員ネットワークとして、門司地区(門司・下関)から辺野古への埋め立て土砂搬出計画を止めさせる取り組みをはじめ沖縄の基地問題を自らの課題として、北九州市、下関市を中心に活動していくことをお約束します。
2019年2月25日
自治体議員立憲ネットワーク北九州一同