生活保護基準引き下げ
10月から、生活保護のうち、食費や光熱費といった生活費に当たる「生活扶助」の支給額が変わります。
食費や光熱費などの生活扶助の支給額が改定され、受給世帯の67%で減額となります。
特に保護利用の子育て世帯では学習支援費が定額支給から実費支給へ変更となります。申請しないと受け取れませんので、ご注意下さい。
北九州市でも、「生活保護基準引き下げ中止を求める意見書」が陳情として提出され、私は賛成しました。また委員会でも、地方の実情を国へ伝えて欲しいと意見を述べましたが、反対多数で否決されました。
生活保護は社会保障,就学援助,税など様々な適用基準なので、保護を利用しない世帯への影響も大きくなり、引き下げは皆の不利益です。
北九州市では生徒の5人に1人が利用する就学援助も、利用できない世帯が出る可能性があります。
市には影響が及ばぬよう要望していますが「努力するが、予算の関係でまだわからない」との回答でした。
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