「生活保護基準引き下げ」は中止に!
8月23日の午前は保健病院委員会でした。
議題は、5月の児童虐待死を受けての検証委員会報告、成年後見制度計画など重要なものばかり。
陳情審査は
「森と自然を活用した幼児教育と子育て環境づくり」や
「生活保護基準引き下げ中止」などでした。
環境と子育て、社会保障は常に自分の中でも大きなテーマです。
北九州市は口頭陳情が出来ます。
陳情者の切実な思いを受ける度、議会の中で自分ができることを可能な限り模索しています。
生活保護については大幅な減額改定となり、
少子化対策に逆行して母子世帯への加算も削減されます。
地方自治体からも減額撤回と充分な制度確立を国に求めていただきたいと強く要望しました。
病気、事故、自然災害、失職、介護…、
誰もがある日、思いがけず生活保護を受ける可能性があります。
私自身、子どもたちが幼い頃にDV避難し、派遣とバイトで生計を立てる中、
突然の派遣ぎりと子どもの入院が重なり、7ヶ月間生活保護を受ける事になるとは想像もしていませんでした。
もし生活保護制度がなかったら、いま、子どもたちも私も確実に命を失っていました。
自分の過去を話すのは嫌なもので、ずっと誰にも言えませんでしたが、やはり経験者が発信していかなくてはならないと思い、いまは専門紙などに体験も寄稿しています。