教育大綱 と 市長質疑
6月21日は予算特別委員会の「市長質疑」の日でした。
私は「市長の教育大綱」に基づく「新教育ブランに込めた思い」「学校教育とは何のためにあるのか、市長の見解」を質問しましたが、市長は一言も発されず、
答弁は全て教育長から。
「市長質疑」では全くなく、がっかりしました。
市長の考えが聞けなかったのがとても残念です。
仮にも「市長質疑」なのだから、せめて一言はご発言すべきではないのでしょうか。
市長の教育大綱「~SDGsの視点を踏まえたシビックプライドの醸成~」
市長の教育大綱には、「北九州市の未来を担う子どもの姿 」として
◎本市に誇りをもつ子ども
◎新たな価値創造に挑戦する子ども
◎自立し、思いやりの心をもつ子ども
とあります。
誇りを持つのはあくまで結果であり、誇りを持たさせようとする教育に違和感があります。
思春期保険
北九州市では、2020年から市内中学の標準服が変わる予定です。
セーラー
委員
制服は約3万円と高価です。安価な生地を使った安めの制服
教育委員会は「あくまで学校ごとに決める」との回答。
麹
個と多様性を尊重す るオルタナティブ教育へ
6月議会での私の質問の1つが「個と多様性を尊重す
教育の目的は人が幸せに
広島県がイエナプラン導入予定するなど、公立中学の変
6月議会より 〜インターネット中継が拡大!
要望が叶い、6月議会よりインターネット中継が拡大されています。
討論や採決も配信されます。ネット配信、YouTubeアップなら費用もかからりません。
委員会のネット配信までもう一息です!
皆様もぜひ、議会にお声をお寄せ下さい。
もっと市民の目を!
本日は市民文化スポーツ局で質疑でしたが、分科会は市長質疑以外 中継がなく、
ほとんど傍聴者もいないので眠っている議員の姿もあり、市民の目が必要だと切に感じます。
議員は57人です。ちなみに議場での本会議出席者は、10日54人、11日53人、13日55日、14日56人でした。
中座する議員もいるので少ない時は50人くらいになり、議場がスカスカした感があります。
また、私の席は出席者人数を示す電光掲示板の近くなのでこれも目につきます。
体調不良の場合は仕方ないと思いますが、遅刻や欠席、早退理由はおそらく議長以外には知らされず、目くじらをたてることではないと思いながら、毎回気になります。
国公立大受験に、英語民間試験!?
2021年度(2020年度実施)の大学入学共通テストから、「英語民間試験」がほとんどの国公立大で必須になります。
日本英語検定協会やベネッセコーポレーション、ケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュカウンシルなど、受験生が民間業者への支払う費用は一回当たり最低でも7千円程度かかります(2回まで受験可能)。
受験生の99%はGTECか英検を受験、中でも圧倒的多数がGTECを選ぶとみられています。GTEC=ベネッセです。
経済状況の厳しい家庭ほど大きな痛手です。
また検定試験場までの交通費もかかります。
経済的事情のある受験生に対しては受験料の負担軽減も「検討する」そうですが、制度構築は間に合うのでしょうか。
何よりも、国公立でありながら民間に大金を払わないと大学受験すらできないシステムは疑問です。
民間試験に反対する大学教授らも立ち上がり、異議を唱えています。
署名には間に合いませんでしたが制度を再考するよう私も求めます。
6月18日の国会への署名提出、記者会見も注目しています。
ヘイトスピーチ禁止条例 を!
議会での質疑
「ヘイトスピーチ禁止条例」が必要であると、11日の議会で質疑をしましたが、
北九州市は、現段階で制定する気が全くない、と答弁でわかりました。
「人権文化のまちづくり」を謳っているのに本当に残念です。
また、2020東アジア文化都市、オリンピック聖火リレー地、事前キャンプ地でもあるのに、この意識の遅れは深刻な問題であると思います。
他都市はもっと進んでいます。
詳細に例を挙げ、「市長は本市でのヘイトの実態をご存知でしょうか」という質問に市長からの答えは頂けず、何度きいても保険福祉局長が代弁されました。
最後に市長本人から「国が指針を示すのを待つ」「国が一斉にやるべき」「国の指示を待つ」との答えでした。
多々みられる残念な傾向です。
翌12日はNHKでもヘイトの実態が特集されました。
これでも北九州市のヘイトを、市は無視するのでしょうか。
酷い人権侵害に対し対策をとらねば市にとっても大変な損失となります。
また、ヘイトは多文化共生の障害です。
外国人観光者、定住者を増やす政策の本市であるが対応が遅すぎます。
北九州市出身の、日本第一党党首は、同市を「故郷」と公言されていますが、
ヘイトスピーチを行っている状況をどう考えるのでしょうか。
「ヘイトスピーチとその対策」
会派名も「村上さとこ」に
6月7日、議会は会派の代表質疑でした(予算、決算には代表質疑があります)
「所属議員5人以上の会派につき各1人、90分以内」との規定なので、
1人会派の私には発言権はありません。
(議会運営委員会にも議会改革協議会にも参加する権利がありません)
私は「希望と未来」という会派名を届けていますが、会派とみなされているかも疑問で、意味があるのかとずっと考えていました。
つまり「1人会派なのだから わざわざ会派に名前をつけなくても『村上さとこ』と自分の名前を名乗ればよいのでは?」と思っていた訳です。
(会派の名前をつけたときは、国政に「希望の党」もなかったのですが、今はときどき「希望の党の方ですか?」と聞かれるので、その都度説明がややこしいこともあります)
同様に、1人会派である熊本の緒方ゆうか市議も会派名「緒方ゆうか」と自分の名前で届けたところ、なんと「個人名はふさわくない」と議会から注意があったそうです。
そんなな中、届け出をしたところ、問題もなく変更ができました。
会派名は「希望と未来」から「村上さとこ」になりました。
本議会の最中に承認いただき、関係者の皆様に心より感謝いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
令和元年度当初予算案
誰一人とり残さない街づくりを!
2日間の勉強会を終え、明日から予算議会に入ります。
会期は28日間。
1兆1792億超の予算を含む54件の議案が市長より提出されます。
この予算には「~人や投資の流れを呼び込み街の魅力を更に高める~日本一住みよいまち実現予算」というキャッチフレーズがついています。
華やかで勢いある言葉の陰に隠れた貧困、行政に繋がらない困難を見逃さず、
「誰ひとり取り残さない街づくり」をと強く望みます。
これらをしっかりチェックしていきます。
DV被害者への 支援設置拡大を!
私も賛同しました ↓↓↓
DV被害者への支援措置の拡大を、強く望みます。
戸籍謄本が支援設置の対象に入っていない問題は深刻であり、私も先日 市の戸籍住民課に問題点を共有いただきました。
自治体からも法改正に向け国へ要望をあげる必要があります。
現在、虐待やDVや虐待被害者への支援措置として住民票などの閲覧や交付に制限をかけることが出来ますが、「戸籍謄本」は除外されています。
令和元年 6月議会
6月議会の予算資料が配布されました。
1月が市長選だったため予算議会となります。
一般会計は5744億円。
幼保無償化や国土強靭化対策等で前年より114億円増です。
特別、企業会計を含んだ全体予算は1兆1792億超。
原資は全て大切な税金。
審議に毎回緊張で手が震えます。
しっかりチェックします。
議案は54件です。
内訳は
予算議案28件、先決処分2件(臨時議会は開かれず先決となった様)、条例議案22件、一般議案2件です。
「一般会計」とざっくり1本にまとまっていますが、各部局で多岐に渡る5744億円の事業です。
「一般会計」全事業に賛成出来るとも限りません。
初めての予算議会では「賛成」としながら、討論の中で要望を述べていたら、議場から「それは反対討論じゃないか!」と野次をいただいた事を思い出しました。