保育問題 研究会 〜第3回
7月9日、村上さとこ事務所にて、第3回保育問題研究会を開催しました。
今回は、保育とインクルーシブ教育の観点から、
障がい児の小中高校進学と就職の課題まで、幅広く議題を設定しました。
支援学校で教えられている現職の先生方にもご参加いただき、
現場の生の声を聞くことが出来ました。
無理なお願いにも関わらず、こころよく駆けつけて下さり、
先生方には本当に感謝しています。
インクルーシブ教育とは、障害のある子どもを含むすべての子どもに対して,
子ども一人一人の教育的ニーズにあった適切な教育的支援を「通常の学級において」行う教育であり、現在のトレンドです。
「分けない」「居住地と地域で教育を」が基本であり
「分けたところから差別がはじまる」という考え。
しかし、支援学校を否定している訳ではなく、
子ども自身や親の要望が最大限尊重されるような配慮が必要です。
また、支援学校には障がい者の就職枠があり、
実際に高校進学時には支援学校を選ぶ生徒も多いとのことです。
北九州市はいま、来年度の「障がい者差別解消条例」の制定に向け動いています。
今回の会合で、教育現場への人的配置をはじめ、様々な課題も浮かび上がりました。
私もさらに勉強し、様々な声を市政に活かすよう動いていきます。
市民の声 〜「陳情」と「請願」
6月議会では、5件の「請願」について紹介議員になりました。
紹介議員とは、住民の提出にあたり内容に賛意を表して署名をした議員です。
●大学生への 給付制奨学金制度 の拡充 を求める意見書の提出について
●特別支援学校 の 設置基準の策定 及び 特別支援学級 の 学級編制基準の改善 を求める意見書の提出について
●高校無償化の復活 と 給付制奨学金制度の確立 を求める意見書の提出について
●給食費の無償化を求める 意見書の提出について
●旧日本軍慰安婦問題への誠実な対応 を求める意見書の提出について
以上5件は所管委員会に付託され継続審査になりました。
紹介議員となったのは、希望と未来(私)、共産党(10人)、ふくおかネット(1人)の、計12名です。
住民の要望や意見は「陳情」「請願」という形で、誰でも市議会へ提出できます。
個人・団体・未成年・外国人・他都市の住民もOKです。
北九州市の場合、陳情も請願もどちらも口頭で意見を言うことが出来ます。
住民が議会に直接参加できるチャンス、意見や要望がある方はぜひ提出ください。
村上も内容により紹介議員になります。
ぜひご連絡、ご相談ください。
北九州市の「学童保育」利用料
地域によって異なる、北九州市の「学童保育」利用料
市内、134か所ある学童施設の、保護者負担金に格差があることが、
今日の委員会質疑の中心になりました。(6/12)
子ども家庭局の答弁は
「地域の子どもは地域で育てるとの考えに立ち、保護者負担金は運営団体に任せている」とのこと。
同じ市民なのに居住地域によって行政サービスに差が出ている現状に、私も含め、各議員から「おかしい」の声があがりました。
減免措置
一方、県の補助金を活用し、生活保護世帯は月5千円、市民税非課税世帯は月2500円を上限に、今年4月に遡り減免が決定され、1601人の児童がこの対象となりました。
私の所属する保健病院委員会からは、5157万3千円の一般会計補正予算が上程されています。うち半分が県費負担。県議会の取り組みが有難いです。
子育てしやすい街ナンバーワン
他都市では、20政令市のうち12市が保護者負担金額を決め、公平にしています。
「保護者負担金には国の基準がない」とのことですが、
子育てしやすい街ナンバーワンをうたう北九州市、
市内どこに住んでいても利用料が同じであるように、と思います。
今後も、現場の声、保護者の声を届け、よりよい環境の中で子ども達が育って行けるよう、働きかけていきます。
6月議会では 〜削減された質問時間で
再びマスコミに 「一人会派排除の異常」
6月9日付の長周新聞に、「一人会派の質問時間が減らされた」問題に関する記事が掲載されました。
あちらこちらから「おかしい」と声があがっているそうです。
議会は言論の場であるのに、一人会派の質問時間は答弁を含めて1回たった15分へと、持ち時間が、半分に削減されました。
これは、2-3月議会との比較です。2016年12月議会と比較すると、4分の1に減らされています。
議事録もなく、経緯も不透明。また一人会派が理由を知らされることもなく、決定された一人会派の質問時間。
今回15分を経験しましたが本当に厳しい状況です。
(年間4回の議会合計でたった60分)
現場の声をもっと活かさねば
今回は待機児童と保育士の労働環境について質問するために、
現役保育士の方々と「保育問題研究会」を立ち上げ、調査や話し合いを何度も重ね、意見や要望をまとめて来ました。
しかし、ろくに質問もできず…。これは、市民の不利益です。
苦肉の策で、第一質問を最低限に絞り、3分に短くしましたが、
市長答弁と局長答弁で7分。これでもう残りは5分。
答弁に対する私の意見を言ったら、第二質問も十分にできません。
もっと議論の場を!
会議日程も、質問時間も、増やして欲しいと思います。
あるいは、質問をされない議員もいらっしゃるので時間を分けて欲しいです。
6月議会で質問に立ったのは57人中22人でした。
(大会派メンバーも毎回発言に立てるわけではありません)
6月8日(木)13時15分から一般質問します
6月議会が始まります
議会には市民の目が必要です。
ぜひ、傍聴にお越しください。
添付は 6月定例会の発言順序です。
57人の議員のうち22人が質疑・質問予定です。
村上さとこ は、8日(木)13時15分から一般質問します。
今回より一人会派は「質疑か質問のどちらかで15分」と持ち時間が大幅短縮されてしまいました。
短い時間ですが頑張ります!
村上さとこと未来をつくる会
村上さとこは、お一人お一人の市民に支えられ、そのお声を市政に届け「どんな小さな声も聴き逃さない」よう、今までもこれからも努めて参ります。
皆さまのご参加をどうぞよろしくお願いいたします。
本会は
村上さとこの政治活動を支援し、
北九州市政の発展と住民福祉の向上を図り、
また会員相互の親睦を深めることを目的としています。
入会お申し込み
「村上さとこと未来をつくる会」 年会費 1000円
事務所宛にご連絡ください。
文末の申込書の郵送、ファックス、メール添付からもお受付いたします。
〒806-0049
福岡県北九州市八幡西区穴生 1-18-26
電話&ファックス:093-621-0480
murakamisatokooffice@gmail.com
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【ゆうちょ口座】 「村上さとこ」と未来をつくる会
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