保育問題 研究会 〜第3回
7月9日、村上さとこ事務所にて、第3回保育問題研究会を開催しました。
今回は、保育とインクルーシブ教育の観点から、
障がい児の小中高校進学と就職の課題まで、幅広く議題を設定しました。
支援学校で教えられている現職の先生方にもご参加いただき、
現場の生の声を聞くことが出来ました。
無理なお願いにも関わらず、こころよく駆けつけて下さり、
先生方には本当に感謝しています。
インクルーシブ教育とは、障害のある子どもを含むすべての子どもに対して,
子ども一人一人の教育的ニーズにあった適切な教育的支援を「通常の学級において」行う教育であり、現在のトレンドです。
「分けない」「居住地と地域で教育を」が基本であり
「分けたところから差別がはじまる」という考え。
しかし、支援学校を否定している訳ではなく、
子ども自身や親の要望が最大限尊重されるような配慮が必要です。
また、支援学校には障がい者の就職枠があり、
実際に高校進学時には支援学校を選ぶ生徒も多いとのことです。
北九州市はいま、来年度の「障がい者差別解消条例」の制定に向け動いています。
今回の会合で、教育現場への人的配置をはじめ、様々な課題も浮かび上がりました。
私もさらに勉強し、様々な声を市政に活かすよう動いていきます。