グリホサート(ラウンドアップ)の使用中止を!
全国市町村 国際文化研修へ
滋賀県にて「地方議員のための政策法務~政策実現のための条例制定に向けて」の研修に参加しています。
全国から63人の自治体議員が参加、他都市の議員と超党派で交流、地域の課題や取り組みを伺える絶好の機会でもあり、ありがたい限りです。
また、北九州市では超党派議員で「子どもの虐待防止条例」を作っており、まさにタイムリーです。
前半2日間は「世界情勢から我がまちの未来をつくる」。
世界の動きは、地域社会や経済にも大きな影響を与えており、自治体議員も国際的な動向注視が必要です。
第一限は「国際政治情勢の変化と日本の進路」
講師は中西寛 京都大学大学院教授です。
トランプ政権、朝鮮半島、ロシア、イスラム世界など、世界の動きを確認しながら、日本の進むべき道を模索しました。
トランプ外交は、他国に一方的な圧力をかけてアメリカの過剰な負担を減らしていくという手法が1970年代のニクソン政権と似ているという話に納得。
子どもの時、ニクソン・ショックがあったことをかすかに覚えています(後にウォーターゲート事件で辞任)
また時代は、大恐慌と世界分裂前夜の1930年代にも似ており、大幅な国際秩序の変革に進む今、このまま進めば世界戦争が起きてもおかしくない状況だという話でした。
破壊的変化に至らず、平和的変更を成し遂げるために、日本が果たす役割は、日米関係やWTO、G7の中での緩衝材となっていく事でしょう。
第二限は「経営に生かすSDGs講座~持続可能な開発目標
(SDGs自治体はどう取り組むか~」
北九州市は国のSDGs未来都市であり、OECDよりアジア初のSDGsモデル都市に選定された認定された都市でもあります。
海外では、企業がコーポレートガバナンスや環境問題などの社会的責任を果たしているかどうかをチェックして投資をする投資家も多く、行政と企業の社会的責任をもってブランド力を上げ、町の活性と地元企業の発展に繋げていく視点が必要になります。
消費行動を通じて社会貢献と経済発展が叶う、ワクワクの視点です。
まだまだSDGsの認知度は低いですが、各地域から産官学行財言が力を合わせて貧困や教育、エネルギー問題、環境、資源、平和問題などに組んでいければと思います。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称、
17の目標から成っています。
<詳細 ご参照↓>
http://ungcjn.org/sdgs/goals/goal01.html
全国63人の自治体議員が集合しています。
グループ討議は真剣勝負。本当に刺激的な時間でありがたいです。
8月6日
73年前の今日、広島に原子爆弾が投下されました。
午前8時15分 ちょうど広島に停車しました。
「過ちは繰り返しません」誓いの言葉とともに、黙祷を捧げました。
核兵器禁止条約が国連加盟193カ国中122カ国の賛成で採択されましたが、
被曝国の日本は署名をしていません。
核なき恒久平和の実現こそが日本の役割だと思います。
安倍首相は「非核三原則を堅持しつつ、核保有国と非保有国の橋渡しに努める」
とスピーチしましたが、詭弁にしか聞こえません。
広島・長崎の被爆、福島での被曝事故を経験した日本ですが、
核を持ち続けたいという思惑が透けて見えるようです。
核廃絶は一体いつになるのでしょうか。
日本の1日も早い署名を望みます。
後期高齢者 医療連合議会
昨日は後期高齢者医療連合議会でした。
毎回質問に立ちますが、福岡県では中山・福岡市議(共産党)と私だけで、もったいない限りです。高齢者の命を守るため、出来る事、やるべき事が沢山あります。
膨張する医療給付の抑制を図る目的で75才以上の高齢者を「後期高齢者」と独立させ、運用されている保険制度には様々な問題点が発生しています。
自治体、広域連合と二重行政となる部分も出ていますし、高齢者医療にどこが責任を持つのかという点も曖昧になりがちです。
各県に「後期高齢者医療広域連合議会」がありますので、皆さまも是非チェックしてみて下さい。
これは、県内代表者で構成されている議会で、すべて税金で運営されています。
市町村議会と同様に、傍聴も出来ますし、陳情や請願も出来ます。
黒崎祇園山笠
連日の猛暑、街にでれば日中も夏休みに入った子ども達、お買い物にでかけられるお年寄りといつも通りにすれ違います。
熱中症で運び込まれる方が連日いらっしゃいます。
これくらい大丈夫と思わずに、どうぞご注意ください。
国会では、カジノ法案が成立。
豪雨災害の対応を最優先すべきその最中、災害対応でもっとも重要な国土交通大臣が、カジノ法案の審議にあたっていました。
野党からの政治休戦の申し入れがありましたが、カジノ法案(及び参議院の定数増法案)を優先する今の政権に、憤りを覚えました。
ギャンブル依存症の人が増え、ギャンブルによる借金やそれによる家庭崩壊など、さまざまな不幸を新たに生み出す危険が大きいカジノ。
世論調査でも76%の人が「カジノは必要ない」と答えています。
そして、その施設ができるのは、誰かの ”私たちの街” なのです。
やるせない思いの同日、黒崎祇園山笠前夜祭に参加しました。
地域の人と人を繋ぐ「祭り」
400年以上の伝統ある神事で福岡県の無形民俗文化財です。
地域を代表する個性的な山の数々。これから子供神輿、子供笹山笠も登場。可愛らしい子ども達も大勢集まっています。
黒崎祇園山笠の華やかで勇壮な演技に酔いしれ、元気をたくさん頂きました。
ぜひ国内外の多くの方に観光に来て頂き、町に泊まって美味しい物を満喫して頂きたいです。
さらなる地域の繁栄は、まず地域の人々が豊かになるところから始まります。
#黒崎祇園山笠
#カジノ法案
#カジノはいらない
避難所の国際基準
猛暑の中、この度の豪雨被害の復興作業に従事して下さっている皆さまに
心から感謝申し上げます。
また、いまだ避難生活にあられる方々にお見舞い申し上げます。
備えつつ、避けることのできない自然災害。
今この時にこそ、しっかりと考えたい避難所の環境に関して、記します。
「女性のトイレは男性トイレの3倍必要」
こうした項目を集めた、「スフィア基準」という、避難所の国際基準があるそうです。 日本ではあまり知られておらず、この基準が満たされている避難所は少ないそうです。(文末記事:ご参照)
「日本の避難所はソマリアの難民キャンプ以下」
「国際的な『スフィア基準』を満たしていない」
避難生活が原因で亡くなる方も多いといいます。
「寝返りを打つのも難しいような狭いスペース」
「トイレは汚いし並ぶ。行かずに済むよう飲まず食わず」
「地獄のような環境だった」
災害を生きのびたあとに身を寄せる避難所で、命を落とすというあってはならない現実に愕然とします。そのような事態を防ぐために作られた「スフィア基準」は、国際赤十字などが20年前に作ったそうです。
たとえば、居住空間について、
「1人あたりのスペースは、最低3.5平方メートル確保すること」
トイレについては、「20人に1つの割合で設置」
「男性と女性の割合は1対3」
海外の避難所の多くで、「スフィア基準」が使われていると言います。
しかし、日本ではこれが浸透せず、劣悪な環境の避難所が設置され続けているとされます。
確かにTV他で見る避難所は、体育館の床に大勢の方々が、所狭しと寝泊まりされている画です。多くの人が「雑魚寝」、間仕切りもありません。
避難所生活での女性の悩みも、何度も指摘されていますが、未だ問題が発生するようです。これは意思決定に女性が少ないからではないでしょうか。
現状をよしとせず、今後の課題として国、また各自治体でしっかりと取り組んでいかなければならないと思います。
<ご参考>
北九州市 災害ボランティア相談窓口
【北九州市 災害ボランティア相談窓口】
泥やがれきの除去、水に浸かった家財の片付けなどの相談と、
それらをお手伝いしていただける方々を募集しています
●ボランティアを必要とされる方 →080-2781-3274
●ボランティア活動をしていただける方 →080-8360-8057
被災地視察へ
被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
また現場で捜索や復旧に尽力下さる全ての皆様に感謝申し上げます。
そして、亡くなられた方々とご家族の皆様に謹んで哀悼の意を表します。
ここまで被害が大きくなるとは・・
私も市議の1人として、復興と防災、減災に一層の力を尽くして参ります。
被災地視察の間に、復興と無病息災を祈り、黒崎祇園山笠記念式典に参加いたしました。県の無形文化財である黒崎山笠は143年の時を受け継ぎ愛されてきました。
人と人と繋ぎ、地域を紡いできた祭り。山笠と共に地域の発展、隆盛を祈念いたします。
本日は、市内各地の崖崩れ被災地を回りました。崩落は225箇所。
急傾斜地崩落危険区域に指定されていない場所でも、擁壁の老朽化等で崩落が発生しています。
空き家下の崩落は誰が復旧工事をするのかも問題になるかも知れません。
人と同じで崖地も高齢化しています。
門司区の土砂災害被災地では、8日午前、行方不明のご夫婦のうち1人が見つかっています。消防、自衛隊、警察と連携し必死の捜索が続いています。
一刻も早い救助をと願います。
現場近には崩落場所よりも急な傾斜地もあります。
視察時は、小雨も降っていました。今後も土砂災害に最大限の警戒をして下さい。
震災への備え 2
8日頃にかけて、広い範囲で大雨が予想されています。
土砂災害や、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
暗くなってからの避難は危険です。
日没前の明るいうちに避難場所を確認し、危険を感じたら早めに避難して下さい。
北九州の防災情報です。↓
北九州市の避難所一覧です。↓
http://kitakyushu.bosai.info/hinan/index.html
全国の避難場所マップです。↓
近くの避難場所を確認しておきましょう。
【ブロック塀の所有者の方へ】
皆さまの安全のため、次の5項目の目視点検をお勧めいたします。
気になること、ご不明なことがあれば、リンク先記載の窓口へご相談ください。
①高さは2.2m以下か。
②厚さは十分か。
③控え壁はあるか(高さ1.2m超の場合)。
④基礎があるか。
⑤傾き、ひび割れはないか
好きっちゃ北九州は、
「北九州市の公式アカウントです。
北九州市民の皆様に、北九州市の市政情報や北九州市の観光情報など、旬の情報を発信いたします。個々のご意見に対する返信等は致しかねますのでご了承ください。」