村上さとこ〖北九州市議会議員〗公式ウェブサイト

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一般質問 「除草剤グリホサートについて」

6月6日、午後一番で一般質疑に立ちました。

除草剤グリホサート

公共施設(時間制約があるためが今回は特に小さな子どもへが使用する公園、市立小中学校、保育園、児童館)の使用状況、また土壌や水質の残留検査など、

環境未来都市である本市のグリホサートについての考え方などを質問しました。

 

グリホサートは公園に不使用でしたが、小中学校や保育園、児童館で使用されていました。

日本の農薬使用基準はEUはじめ世界の中でも緩く、予防原則から考えれば不安が残ります。市は「国の基準を守っていれば安全と考える」との答弁でした。

 

発ガン性、アレルギーなど自己免疫疾患の原因となったり、

神経毒として自閉症認知症を誘発する可能性があったり、

内分泌撹乱物質として生殖機能に影響を与える可能性も指摘されているのが

グリホサードです。

 

化学合成農薬の低減を

OECD北九州市SDGs『地球環境の限界と持続可能な開発目標』推進に向けた

世界モデル都市として、アジア地域で初めて本市を選定しています。

 

17の目標と169のターゲットを定めたSDGsでは、
ゴール3「健康な生活」、
ターゲット9に「有害化学物質による大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる」ことを目指しています。
北九州市はモデル都市の名に恥じぬよう、環境と人体へ影響を考え、化学合成農薬の低減へ向け継続した努力をすべきです。
 
グリホサートは農薬問題にとどまらず、土壌、肥料、種子法へとつながる入口です。
引き続き質問を重ねていきたいと思います。
市の保健福祉局は 私の質問で初めてグリホサートを知ったそうです。
モンサントネオニコチノイドという文言も議事録に残しました。
政令市の議事録は国会図書館で保存されます)
 
 
自治体としての取り組みを
自治体として国の基準に依らず市民の命と健康を守る取り組みをして欲しいと要望しました。
実際に、宇美町では行政においてグリホサートを不使用と決め、名古屋市では公共施設で農薬使用をしないという基本方針を定めています。
北九州市でも先進的な取り組みは可能です。
 
 
未解決! 質問・持ち時間 の ”不公平"
毎回 時間をかけて勉強し、様々な資料と共に 堀り下げた第三質問、第四質問を考え議会に臨みますが、質問+答弁で15分は本当に短く困難です。
 
議会での私の持ち時間は、毎回 質問と答弁合わせて15分と短く、議員間の質問・持ち時間の不公平は、未だ是正されていません。
議会は議論の場であり、議員が十分に質問出来ないと結局は市民の不利益となってしまいます。
市民の皆様の要望により時間を増やす動きも出ているので期待していますが、
実現まで、ぜひ、1人会派の質問時間を増やすよう応援・ご要望下さい。
 
6日、本会議は15時15分に終了。前日は16時15分、翌日は15時終了予定です。
(私があと15分いただいても時間的に影響があるとは考えにくいです。)

 

多くの傍聴、有難うございました。
一般質問の6日、多くの方々が傍聴に来てくださいました。
本会議の最終日は12日。討論にも立つ予定です。
北九州市では討論の前に賛否票を提出するルールなので、討論の目的が「形骸化」していますが、議案に対する時間制限のない意見表明でもあり、毎回 内容を練って討論に立っています。
…残念ながら、最終日だけ中継も録画もありませんが、これについても働きかけてまいります。
 
 

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