東日本大震災より10年
東日本大震災より10年。
犠牲者の方々へ心より哀悼の意を表します。
地震、津波、原発事故という未曾有の複合大災害に、仮設住宅合わせ今も避難者が7万人以上という重い現実。地方議員、防災士として危機管理強化に努め、また声をあげ原発をなくしていく。
災害大国でやらなければならないことです。
3月11日は、さよなら原発 北九州集会に参加しました。
ウクライナ出身のカテリーナ・グジーさんの美しい祈りの歌声、民族楽器バンドゥーラの音色が心に響きます。
チェルノブイリ原発で故郷を失い、福島事故時にも日本で被災したカテリーナさん。
もう悲しみの涙のない、原発のない世界を心から望みます。
こども被ばく裁判 不当判決
子どもたちには被ばくの心配のない環境で育つ権利があります。
3月11日「子ども脱被ばく裁判」は不当判決に控訴しました。
「子どもを守らない国に未来はない」、原告団の今野寿美雄団長(元原発作業員、浪江町)からの報告がありました。
玄海原発差止め 割れる司法判断
何かあればまた「想定外」ですませるのでしょうか。
弁護団「国は自ら作った基準を無視している。それを指摘するのが司法の役割のはずだ」
私も原告の1人です。
原発は将来へ核ゴミを残し、安全面、経済面、点でも割に合いません。
蓄電池や送電網の活用で再生可能エネルギー社会は可能です。環境都市、北九州市からそんな未来を創りたい。
玄海原発の過酷事故では、北九州市にも放射性物質が1〜2時間程度で到達しますが、30キロ圏外のため避難計画はありません(風向きにもよります)
稼働停止しかない
原告団長の石丸初美さんには、この10年、北九州市にも何度も来ていただきました。
この間に私も市議となり「どんな対策をしても市民の命は守れない。稼働停止しかない」との思いを強めるばかりです。
裁判は控訴となりますが、私も引き続き原告に加わります。