公の責務
「『自助・共助・公助』は、本来、『共助』を強調するための表現だったのに、いつの間にか行政が『自助』を強調する言葉にすり替えられている」
とは常に感じていることです。
自己責任、支え合い・助け合い、地域共生といった精神が前面に出され、公の責務が薄められています。
私は公の役割や体制を手厚くすべきだと考えます。
高齢化や過疎化で、地域はなくなってきていますが、国が考える要は地域です。
防災も福祉も「お金をかけず、ボランティアやNPO、元気な高齢者に担ってもらおう」という考えが根本に見え隠れしており「地域共生は地域強制」と言われる所以です。
#公助
ホテル避難にGoToも利用でき、安く宿泊できたのも理由の一つだったと思います。
国には国民の命を守るという責務があるので、今後の災害時には宿泊施設の無料開放をして欲しいと思います。
この「借り上げ型避難所」は私も議会で提案しました。国土強靭も大切ですが、巨大化する自然災害の前に、もう100%の強靭化は無理です。
命を守るために、いち早く避難する予算も必要です。
そのひとつが、借り上げ型避難所ではないでしょうか。
煙突が折れる威力、本当に凄まじいです。
気候危機と言われる今、すぐにでも次の災害時に備えるべきです。