北九州市 コロナ対応新設置
新型コロナ感染者が続き「再開した学校はどうなるのか」というお問い合わせを多数いただいております。
北九州市では、中学生、小学生児童、医療スタッフの感染が確認されるなど、第二波の入口、真っ只中と、状況は日々変わっていきます。
行政からの発信にご注意ください。
市立小中学校、特別支援学校、保育所など
すでに報道や一斉メールが送信されていますが、
■6/1より午前登校
■給食、部活は中止
となりました。
市内国立小中学校、市内県立高校は短時間分散登校との事、判断が分かれた形です。
保育園は開園ですが、6月以降も登園自粛なさる方は日割り還付されます。
ちなみに、市立以外の対応ですが
私立A小学校、国立小・中は、登校日を設ける形で分散登校(毎日通わない)
私立B小中学校、私立A中学校は休校(オンライン授業) でした。
新型コロナ感染の不安から、学校を休まれる方へ
感染の不安から休んでも欠席となりません。
「校長が出席しなくてもよいと認めた日」の扱いとなりますので学校へ連絡ください。
(この事は、学校保健マニュアルに記され全校長に配布されています)
*内申書にも出席日数として記載されます。
この件は、すべての保護者へお知らせするよう教育委員会へ要望済みです。
保護者や生徒自身へ、はじめから選択肢をきちんと示すべきで、
生徒や保護者が学校へ相談して初めて「こういう場合は欠席になりませんよ」の返答では十分な情報とはいえません。
市内での整合性を
「なぜ市立小中学校・特別支援学校は休校や分散登校にならないのか」
というお尋ねを多く頂いております。
私にいただいた教育委員会への要望は、すべて教育委員会へ届けており、
同件も、方針説明を保護者へ行うよう教育委員会へ要請しました。
教育委員会FBと市HPは更新されましたが、お願いをしている教育長からのご説明は いまだありません。
・23日間 感染者ゼロが続いた時は休校だったが、感染者が増えたのに登校となった
・市の施設は全館閉館だが、さらに”密”である学校には、分散登校もない
・市民センターでは軽い運動も禁止であるが、学校で体育は行う
など、是非はともかく、同じ市内で整合がとれていないことに疑問を感じられる方も多いのではないでしょうか。
私自身も、その合理的・科学的理由を知りたいと思います。
説明なく決定事項だけを伝えられれば、「なぜ?」との疑問が広がるばかりです。
保護者から子どもへ合理的な説明もできません。
教育長から「我が市は〇〇だから登校を決定しました」などの説明があれば、保護者の判断材料になると思います。
一斉メール、教育委員会FBや市HPを活用し、方針を伝えて頂きたいと思います。
独立した組織として
教育委員会は、政治的中立性を確保するため首長から独立組織と位置付けられており、
最高責任者は教育長です。
(実際には市長が教育大綱を作成したり、教育長を選んでいますが)
教育長は自ら教育行政について発信していただきたいと、ずっと要望しています。
「教育委員会は市長の要請を受け学校再開に踏み切った」との報道がありました。
独立機関である教育委員会がなぜ首長の指示を受けるのかと疑問に思い、20日の委員会で
「教育委員会の意思はどうなのか」と質問した際、学校再開は「教育委員会の意思である」との答弁でした。
ものごとには本音と建前があるので、当然市長の意向が強く働いたと考えます。
市長の意向とは、国の意向でもあり、各所を守る長は、現場の状況をしっかり把握し、判断することが求められるのではないでしょうか。
そうでなければ、ただの伝達係でしかありません。
感染拡大を防ぐために
■「5つの行動目標」と、陽性者や検査数など感染状況を周知するための看板を各区役所へ設置(可視化)
■6/18まで、臨時休館43施設(他検討中)
■6/18まで、市イベントは中止・延期 (感染状況により前倒しあり)
市の施設の再開、休館スケジュールは、図では わかりにくいと思いますので、リンクの市ホームページから確認ください(ここもわかりにくい…表示に工夫が必要)
放課後児童クラブ(学童)の日割り返還等
放課後児童クラブ(学童)の日割り返還についても繰り返し要望しています。
家庭保育は学童の過密を防ぎ、学童利用する方の感染を防ぐことにもなります。
自主的に家庭保育をしたご家庭へは、クラブ費用の返還が必要だと思います。