ドライブスルー形式の PCR検査センター開設
ずっと要望をしていたドライブスルー形式のPCR検査センターが開設します。
関係者のご尽力に心より感謝いたします。
検体採取は登録医療機関の依頼による予約制です。
検査センターという名前ですが、ここで行うのはあくまで検体採取のみ、5月は試用期間となります。
■月〜土曜日/13〜17時
■1レーン 1日20〜30検体(今後、増やせると思います)
検査体制拡充はもちろん、何より医師と保健所の大幅な負担軽減になります。
医療機関での検体採取は防護服装備から採取、施設消毒まで1時間かかりますが、
ここでは患者が来てから採取終了まで5分。
車を降りる必要はなく、採取してすぐに帰宅できます。
これまで「検査が増えない」「検査して欲しいのにしてもらえない」という声が本当に多く、3月までは感染症専門医の検査依頼さえ断られていました。
検査が増えない理由に、
①検査を制限する国の方針(やっと少しずつ方向転換
②検査能力の不足(機器、人員)
がありましたが、
③検体採取自体に、病院の感染リスクと準備の負担が大きい
ということもあったと思います。
北九州には医師・看護師・パラメディカルの方々で組織されたNPO感染制御チー厶(KRICT)があり、感染症における地域の相互協力、連携にご尽力いただいています。
北九州市は病院の数も多く、全国的にも地域医療が充実しています。
採取検体の流れは、<検査センター → 民間検査機関> になります。
(*当面は、検査センター → 保健所)
検体は3重にチェックされ間違いが起こらないようになっています。
検査センターには医師・看護師・スタッフが常駐します。
5月1日の議会で6か月分の人件費、防護服、民間検査委機関への検査機器導入費用(+約48検体)など1億6100万円が可決されたところです。
保健所の検査能力は1日最大96検体ですが、これにより市内検査能力は最大140検体強になります。