村上さとこ〖北九州市議会議員〗公式ウェブサイト

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12月議会での 一般質問をまとめました

もっと子育てしやすい街へ

北九州市の子育て環境は全国的に高い評価を受けています。

しかし、市議会傍聴の際、トイレにベビーチェアーがないないために大変困ったという声が届くなど、女性参加という観点からも、今後の更なる取り組みが期待されています。

 

例えば、ベビーチェアーの設置

今年度初めから早速、上記ベビーチェアーの設置を要望していますが、6、9、12議会と設置されず今日に至ります。女性がより市政参画しやすい議場の整備が必要で、対応はより迅速にされるべきだと思います。

また、育メン育ボスを進める意味でも、男性用トイレへの設置も重要です。

 

赤ちゃんと議会へ! 〜熊本市議会で〜

11月に熊本市議が乳幼児をつれて議場に入ったことが議論を呼んでいます。

この問題の本質は、子育てや傷害など様々な問題があっても市政参画できるよう環境を整えることです。

 

北九州市議会で所見を伺うと ↓↓

「議会に託児所を設けるというのは議員特権ではないかと言う意見」もあり、

働く女性が一時的に子どもを預けられる場所が不足しているので、市はその場をしっかり提供していく、とのこと。

迅速な対応が期待されます。

 

学校給食費 未納者への対応について 

保護者、学校側、双方の精神的負担

子どもの7人に一人が相対的貧困という中、北九州市でも給食費の未納が発生しています。

未納給食費は、教員が督促し徴収する場合と、また教員が関わらない学校もあり、

その場合は事務職員が訪問し徴収しているそうです。

学校関係者が徴収に関わることで懸念されるのは、徴収する学校側と徴集される保護者との相互の精神的負担が大きくなり関係が気まずくなることです。

 

気まずい関係をつくらせない為に

文科省は教職員の負担軽減を目的に、給食費の徴収管理業務を自治体が直接行うように求める方針を固め、徴集方法のガイドライン策定と経費を、平成30年度の概算要求に盛り込んでいます。

自治体には学校の給食費の公会計化が求められています。

 

公会計化の利点

各学校が給食費を集め、学校給食協会に納めるのではなく、

公会計化すれば学校給食費は市の歳入予算に計上され、給食の食材などは歳出予算に計上されます。

収納や滞納は徴収部門で一括管理され、教員の精神的負担が軽減され滞納が大きく減少し、会計業務の透明化が図られ親と学校の関係も円滑化が進むでしょう。

 

福岡市ではすでに実施

福岡市では2009年度より公会計化処理が開始され、学校関係者や保護者より高い評価を経ています。

本市での現状を質問したところ、

「徴収率が高く滞納率は低い。

導入費用、債権回収にかかる職員の増員配置などの理由から、導入のメリットは少ないとみている。

教育委員会として教員の負担軽減は大変重要な課題と考えており、業務改善モデル校を指定して事務の効率化に取り組むなど、得られた好事例を広げていきたい。

これからも教員の負担軽減に取り組んでいく」との回答でした。

滞納率が低いと言え、その小さなニーズをしっかりと把握し、応えていくことが重要だと考えています。

 

 

〜今後も現場の声を聞き続けていきます。 

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