4月18日 保健病院委員会・ご報告
4月18日開催、北九州市議会 保健病院委員会の報告です。
平成28年度 北九州市障害児・者等実態調査報告について
28年10月までに行った市民アンケート結果がまとまりました。(添付)
福岡県による地域医療構想の策定について
団塊の世代が75才になり医療・介護需要の最大化が起こる「2025年問題」解決のため、国は医療機能の分化・連携(「医療連携」)を推進することにより、急性期から回復期、在宅療養に至るまで、地域全体で切れ目なく、必要な医療が提供される「地域完結型医療」を推進しています。
現在、福岡県では指針に沿って地域医療構想を計画しています。
北九州保健医療圏は「北九州市・水巻市・中間市・遠賀町・芦屋町・岡垣町」です。
この構想地域は、高齢者保健福祉計画における高齢者保健福祉圏域と同じです。
比較的 医療体制の充実している北九州地域では、現在のままでも2025年における急性期、慢性期の病床数は十分であると言われます。
しかし、高度急性期と回復期で病床数が不足するため、取り組みが必要です。
北九州市立食肉センター事業経営計画について
食肉業者が家畜を持ち込み畜解体し、市場を通さず食肉販売できる施設ですが、慢性的赤字で、毎年 約1億8000万円を一般会計からの繰り入れ運営している状況です。
33年度までには経営努力で繰入金を1億7000円まで減らす計画が立てられています。
1千万円の削減ですが、と畜の数も減っており見通しは厳しいと感じられます。
公営屠畜場の経営について詳しく調べたいと思います。
また人件費のほとんどは食肉協同組合の委託ですが、経費削減は末端労働者の賃金低下に繋がる懸念があると思います。
市立病院のあり方検討会儀について
救急と小児医療の拠点である市立八幡病院が2018年に新築移転、独立行政法人化されます。
今日までに専門家を交え「あり方検討会」を開催、今後も継続していきます。
この会議は誰でも傍聴できますので、ぜひ市民参加をお願いいたします。