驚きの初日! 〜2月議会が始まりました〜
2月22日(水)、北九州市2月定例議会初日。
全出席議員の投票により、新議長と新副議長が選任されました。
10時に議会が始まり、市歌斉唱。
地方自治法により最年長議員が「仮議長」に選出され、すぐに「休憩に入ります」とのことで、全員が議場より退出。ここまで約15分弱でした。
しかしー その後、一向に議会が始まる様子がありません。
いつ再開するのか、昼食を食べていいものかどうかもわからず、議会再開の知らせを部屋で待つのみです。
私の初議会を背中から見守ろうと傍聴に来てくれた友人たちも、ロビーで待ち続けることに。こういう展開があるとは予想せず、本当に申し訳なかったです。
そして「休憩」が終わり、再び議会が再開されたのは、なんと午後3時45分!
5時間半という長い長い「休憩」がとられた意味を、後に知りました。
「正副議長の選出には、事前の調整がある」と噂に聞いていました。
当日の投票議員56人。自民、公明合わせて31人。
自・公の内部で調整がつけば、例え残りの26人が別人に投票しても、数の論理で正副議長は決定です。
そんなことを考えながら部屋で待機していると、
自民の方々から「議長が決まりました。よろしくお願いします」
公明の方々から「副議長が決まりました。よろしくお願いします」と、
私の部屋にも丁寧なご挨拶を頂き、びっくりしました。
投票前の、事実上の決定でした。
この挨拶があってもなくても、もちろん投票行動は各議員の自由です。
3時45分に議会が再開し、すぐに投票になりましたが、投票結果がことのあらましを物語っています。
<有効投票は: 56票>
◆議 長
井上秀作議員(自民)54票 その他2票
ここまで足並みが揃うとは…。本当に驚きました。
議場での投票は、ある意味儀式、正副議長の所信表明の原稿も用意されていました。
福岡市議に聞くと「福岡市ではここまで揃わない」と驚いていました。
◆副議長
木下幸子議員(公明)45票 石田議員(共産)9票 他2票
閉会後も正副議長は各会派を回って改めて挨拶をするのが習わしのようです。
私にも とてもご丁寧な挨拶をいただきました。
またここに、議長手当というものもあり、議長は+20万(月額)、副議長+10万(月額)です。