国公立大受験に、英語民間試験!?
2021年度(2020年度実施)の大学入学共通テストから、「英語民間試験」がほとんどの国公立大で必須になります。
日本英語検定協会やベネッセコーポレーション、ケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュカウンシルなど、受験生が民間業者への支払う費用は一回当たり最低でも7千円程度かかります(2回まで受験可能)。
受験生の99%はGTECか英検を受験、中でも圧倒的多数がGTECを選ぶとみられています。GTEC=ベネッセです。
経済状況の厳しい家庭ほど大きな痛手です。
また検定試験場までの交通費もかかります。
経済的事情のある受験生に対しては受験料の負担軽減も「検討する」そうですが、制度構築は間に合うのでしょうか。
何よりも、国公立でありながら民間に大金を払わないと大学受験すらできないシステムは疑問です。
民間試験に反対する大学教授らも立ち上がり、異議を唱えています。
署名には間に合いませんでしたが制度を再考するよう私も求めます。
6月18日の国会への署名提出、記者会見も注目しています。