村上さとこ 公式ウェブサイト

北九州市八幡西区。 労働問題「みんなで選挙ふくおか」地域世話人。「市民連合ふくおか」呼びかけ人。

子どもの権利条例

12月議会でおこなった質問の1つ「本市にも子どもの権利条例を」に対する、

市長答弁は「他都市の状況をみて検討」と大変に消極的でした。

 

日本が世界で最も批准されている国際条約「子どもの権利条約」は、日本が批准してからも すでに20年が経過していおり、多くの自治体で条例が出来ています。

「子育てしやすい街ナンバーワン」をPRしている北九州市の対応はあまりに遅すぎると言わざるを得ません。

 

日本における、子どもの自尊心や自己肯定感の低さは、他国に比べて際立っています。

人間は自らを「権利な主体」として自覚することで自尊感情や自己肯定感が生まれます。
そして、権利に対する理解が深まると、自律的に他者も尊重できるようになります。

いじめや引きこもりを生まないためにも、自己肯定感は本当に大切です。

 

子どもの権利条約」の4つの権利

⚫️「命が守られ生きる」

⚫️「教育を受け自分らしく育つ」

⚫️「暴力や搾取から守られる」

⚫️「自由に発言し参加する」 

 

を、小さな頃から子ども自身が自覚できる事が大切だと思います。 

学校では「子どもの権利条約」は小学校高学年と中学で触れるとの事ですが、遅すぎます。学校では人権より「決まりを守ること」が優先されているのが現状で、本市の「人権行政指針」や「子どもプラン」にも「子どもの人権条約」の文言は出てきません。 

今回は「子どもの権利条約」を、学校や児童館、児童養護施設等には掲示し、子どもたち自身が権利の主体であることを常に確認できるようにと要望もしました。

 

今議会で「子どもを虐待から守る条例」が可決しましたが、虐待はまさに子どもの権利侵害そのものです。

私は超党派議員で構成された「子どもを虐待から守る条例プロジェクト」の一員でしたので、「虐待から守る条約」と「権利条例」とは表裏一体として、「子どもの4つの権利」の内容を盛り込むよう強く主張しました。

結果、「虐待から守る条例」の前文に、4つの権利の内容が示されました。(他に虐待を防ぐには「親への支援」が不可欠だと主張し、その内容も盛り込まれました。)

 

以前「条例づくり」の自治体議員研修に参加しました。

講師である元自治省官僚(現総務省)に

北九州市議会はこれから超党派議員で子どもの虐待条例を策定する予定です」と話すと、

「そういう条例こそ、執行部(行政)からさっさと出でくるべきだよ。執行部は なぜ今まで作らなかったんだろうね」返答された事が強く印象に残っています。

 

なるほど、条例づくりは議会の役割のひとつですが、大概の条例は執行部(行政)提案です。
「子育て」「子ども」を大切にするならば、「子どもを虐待から守る条例」案が、執部から出てきても当然でした。


今後、市は主体的に「子どもの権利条例」策定に取り組んで欲しいと思います。

 

 

 

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