市民の負担増 これでいいのでしょうか?
公共施設の使用料値上げについて4月23日の説明会には大勢の市民が参加されました。
「受益と負担(使用する人が料金を払う)」は今のトレンドですが、
『住民福祉の増進』は地方自治の基本です。
採算ありきでは、所得に関係なく使えていた利用者が減ることも懸念されます。
会場からも市民負担が重いという意見が出ました。
特に無料解放していた小学校の運動場、体育館などが1時間300~400円となり、
このままでは、定期利用していた地域住民や高齢者にも大きな負担となります。
小中学校は地域の公共財産であり、私は高すぎると思います。
・使用チケットはコンビニ扱い
・使用料見込み 2100万
・コンビニ手数料等 △600万
・歳入 1500万増 見込 など
*子どもの育成を目的とした団体などは今まで通り無料です。
市は健康寿命を伸ばす運動を奨めているのに、逆行した政策であり、
再考を強く要望します。これらの担当部署は、健康は保険福祉局、学校施設管理が教育委員会です。
写真は小中学校以外の施設使用料(案)です。
市民の異論がなければ6月議会で条例改定、施行されます。
「スタジアム建設に100億、返済に年1億5千万、ギラヴァンツへの補助金 年5000万。なのに市民の公共施設の値上げはないだろう」との声もあがっています。
市民施設が優先されるべきとの声は当然です。
いつも思いますが、各種説明会で常に思うが市民意見を聞く時間が少なすぎます。
昨日も15分程で多少延長はありましたがまったく足りず。
あくまで「案」と言いつつも「これで決定。ご理解下さい」との筋書きが進みます。
「意見は聞いた」というセレモニーにならぬよう市民意見を聞く時間をしっかり取るべきです。
強く要望していきます。
<主な施設使用料 改定案>