まだ続くグリホサード使用 見せかけのSDGs
9月10日から一般質問が始まりました。
4日間の質疑質問の中で、北橋市長が2回も「小泉進次郎氏がSDGsのバッジをつけており、さすが。嬉しい」と発言した事に違和感を覚えました。
北九州市は、SDGsモデル都市、また環境未来都市でありながら、市内保育園や小中学校でグリホサートをまだ使い続けると、私の質問への答弁で明らかになりました。
「さっさと止めればいいのに。なんであんなに頑固にグリホサートを使うんだろうね」
質問終了後、他の会派の議員数名からも声をかけていただきました。
政府が安全と言っているので安全、果たしてそうでしょうか?
これだけ世界で禁止の動きが加速しているのに、市民、とりわけ子どもたちを守ろうという予防見地がまったくありません。わざわざグリホサートを使用せずとも代替え薬や除草方法はあります。
市内のコストコですら販売中止しています。
議会の中にも公共施設(保育園、小中学校)へのグリホサート中止に共感してくれる議員が増えてきました。あとは教育委員会が「やめる」と言えば良いことです。
建設都市局は、公園や街路樹には一切グリホサートを使用しておらず、小さな子どもたちのいる施設に使用を続けるなど、全く論外です。
今のままでは、なんとも見せかけのSDGsです。
また、小泉氏は環境大臣で、政府の旗振り役なので当然のことなのでは。
今更、わざわざ誉めていることにも違和感を覚えました。
北九州カジノ に動き
北九州カジノに動きが出ているのでご注目下さい。
北九州空港島を想定したカジノは、(IR)3事業者へのヒアリングで「事業者のニーズに合う候補地が見当たらない状況」との結論に、推進議員より「小倉北口や若松ではどうか」の声があがったそうです。
しかしそこは民間の土地であり「どうこう言える立場ではない」というのが現在の市の見解です。
北橋市長は「ニュートラルな立場で検討。深い関心」を示しており、
「9月議会は大事な議論の場」「(当初想定した、)空港島以外に可能性がないわけではない。いいロケーションはあり得る」
「民間の立地提案を待つ(←ここが肝です)」との立場です。
9月議会に向けては、北九州商工会議所、北九州市IR推進協議会など経済人150名が参加しての、地方最大級のIR誘致勉強会が8月末に開催されています。
「民間の立地提案」があれば急展開するのではないでしょうか。
北九州市IR推進協議会(会長:北九州中小企業経営者協会会長、事務局次長:井上秀作市議会議員)らの要望を受け、引き続き議論は続いていくと思われます。
カジノ視察と市職員意識調査
北九州市ではカジノ視察と市職員意識調査を2008年に報告書としてまとめています。
参考までにご覧ください。
■当時、市職員1463 名への調査でカジノ経験者は460 名(31.4%)←個人的感想としては思ったより多いです
■北九州市へのカジノ設置について
前向き 413 名(28.2%)
否定的 922 名(63.0%)
年代別では、年代が高くなるにつれ否定的な回答の割合が高く、男女別では否定的な意見が、男性約 60%、女性70%以上。
反対理由では、「治安や風紀の悪化」「青少年への影響」、「ギャンブル依存症患者の増大」を懸念する回答が多かった。「本市では集客があまり期待できない」という回答も 41.0%。
■否定意見例
「ハートフルなまちを目指している中で、カジノの必要性を疑う」「カネ潤えど、こころ潤わず」「海外や国内の他都市に勝てない」
■肯定意見例
「逼迫する地方財政のカンフル剤」「世界規模での集客、税収増、雇用の拡大が見込まれる」「この際カジノも設けてギャンブルシティに」
IRカジノ、パブコメは、10/3まで
関心のある方は意見をどんどん出しましょう!
IR基本方針案へのパブコメはこちらから。
↓↓↓
「特定複合観光施設区域の整備のための基本的な方針(案)」に関する意見募集
内閣府はカジノ管理委員会予算として来年度は47億の概算要求を発表しています
(22億増)
カジノ管理委員会は、カジノ施設の設置及び運営に関する秩序の維持及び安全の確保を図ることを任務とするいわゆる三条委員会であり、内閣府の外局として新しく設置されます。
今後、政府では、国土交通省観光庁がIR産業、カジノ管理委員会がカジノ規制を担当する体制となります。
<内閣府 2020年度 予算概算要求(8月公表)>
・カジノ管理委員会の運営 4,736百万円(令和元年度予算額2,562百万円)
・カジノ施設の設置及び運営に関する秩序の維持及び安全の確保を図ることを任務とする「カジノ管理委員会」を運営
・世界最高水準のカジノ規制を実施するために必要となる規則等の策定、執行体制の整備、海外規制当局との協力関係の構築、カジノ規制を適切かつ効率的・効果的に実施するための人材確保・育成等に取り組む
・骨太方針2019において「国際競争力の高い魅力ある滞在型観光を実現するIRの整備を推進するため、特定複合観光施設区域整備法に基づき、基本方針の策定等に着実に取り組む。カジノに対する様々な懸念に万全の対策を講ずるため、カジノ管理委員会を設立し、世界最高水準のカジノ規制を実施する。ギャンブル等依存症対策を徹底的かつ包括的に実施する
北九州市民がどのような街に住みたいか、どのような街にしていきたいか、みんなで考えていく問題です。
IR推進法案(カジノ法案)は、とんでも法!
「教えてメロリン隊長 IR推進法案(カジノ法案)は、とんでも法」
とてもわかりやすい動画がありましたのでご紹介します。
日本人の資産を外資に流す略奪ギャンブル=カジノ。
必見です。
ネット上の暴力 〜オンラインバイオレンス
私に起こった事件が新しく記事になりました。
女性をターゲットにしたネット上の攻撃は止まず、多くが被害にあっています。
女性の中でも特に政治家、人権活動家、ジャーナリスト、ブロガーなどがターゲットになりやすいとの国連人権理事会の報告です。
ネットでの攻撃や商品の送りつけ被害のその後、身の安全を確保するため隠れた完全非公開の先にまで男性が手紙を投函しにきました。
すべての事件において警察に告訴状や被害届を出してきましたが、犯人はまったく見つかっていません。
「告発される気分を楽しめ」と、SNS上でゲームのように政治資金規正法違反で刑事告発されましたが、もちろん「嫌疑なし」で、こちらから反訴中です。
SNS犯罪は、現実までも破壊してきますが、法律や捜査現場はまったく追い付いていません。犯罪は放置されたままです。
「プラットフォームの責任を問うべき」という伊藤和子弁護士の意見に同意します。
「検察庁の担当者とのやり取りの中で、『TwitterなどSNSの事件に対するスキルがまだない』とはっきり言われました。警察も検察も、現場の問題意識やスキルが現実の被害の深刻さに追いついていないと感じます」
令和元年 9月議会
早いものでもうすぐ9月、季節の変わり目、体調にはどうぞお気をつけ下さい。
添付は9月議会のスケジュール、2018年度の決算議会で会期は30日です。
議会、委員会の傍聴は予約不要でどなたでも出来ます。
傍聴者には駐車券も出ます。
↓↓
https://t.co/t7jSvlTDVy
会派の変更がありました。
柳井誠議員が共産党議員団を退会、パートナーシップ北九
議会運営委員会や議会改革協議会に参加できるのは、
全国政策研修集会 in 高松 「日本一 小さい県で民主主義を考える」
全国政策研修集会で、高松市へ行ってきました。
テーマは「日本一 小さい県で民主主義を考える」
瀬戸内国際芸術祭が開催中の高松は観光客で賑わっていました。
市民の「財産」公文書
高松市公文書館は、全国初の取り組みで、公文書に「収蔵品情報システム」を採用しており、歴史資料館や記念館など市内施設はもちろん他都市とも横断的に資料検索が可能になっています。
公文書は市民の「財産」。パソコンやスマホから気軽にアクセス出来る環境は素晴らしいです。
<ご参考↓>日本の公文書管理のルーツは、山口県です。
山口県は全国的な公文書館設置運動を牽引する素晴らしい役割を果たしました。
また、公文書管理について国が出している指針は、27項目あります。(添付写真ご参照)
こども未来館、プラネタリウム、夢みらい図書館、平和記念館、男女共同参画センターなどの総合施設、「たかまつミライエ」の視察は本当にタイムリーで勉強になりました。北九州市はこれから平和資料館、プラネタリウムを含む子ども科学館の着工に入ります。
平和への取り組み
全国約9割が非核宣言都市であるにもかかわらず、日本は核兵器禁止条約に反対、その中で、自治体として「条約の交渉開始を求める署名」に取り組んでいるのはわずかだと思います。
講演会、学習討論会
饗場和彦徳島大教授の学習&討論会は、自治体議員立憲ネートワークが主催しました。憲法を守り、立憲主義に立った政治を自治体から行っていこうとする超党派の議員ネットワークで、私もその一員です。
教育の基本となる思想は憲法の中にあります。
私が人生はじめてのデモに参加したのは2006年教育基本法改正の時でした。
当時は3女が生まれたばかりで、未来の教育が捻じ曲げれていくのがたまりませんでした。
前川さんには、北九州市で講演していただいた時のDVDをやっとお渡しできました。
蘆葦(あし)の歌
◆ドキュメンタリー映画「蘆葦(あし)の歌」
◆9月14日(土) 14:00~
◆北九州生涯学習総合センター3F
◆参加費 500円
村上さとこ事務所前の手作り掲示板には、市政、防災、地域の情報などを貼り、多くの方に見ていただいています。
しかし、教育委員会や新聞各紙の後援も受けた「あるドキュメンタリー映画のチラシ」だけビリビリに破かれていました。
「ああ、やっぱり」という感想なのですが、そのドキュメンタリーとは台湾慰安婦の女性を描いた内容です。
「気に入らない」と思った方が掲示板からチラシを引き剥がし、ビリビリに破いたのだと思います。
色々と意見があるのは当然です。しかし、これは器物破損という犯罪です。
ご意見があるならば正々堂々としていただきたいものです。
ということで、意見交換のためにも映画をぜひ見てください。
よろしくお願いいたします。
さとこニュース 2019 夏号
市政報告〜さとこニュース(夏号)が出来上がりました。
市内の皆様へ送付させていただいております。
ご希望の方は、TwitterDM、メール、お電話などでご連絡下さい。
murakamisatokooffice@gmail.com
0936210480
また、市政へのご意見、お困り事、市政相談もお気軽にお寄せ下さいますよう
お願いいたします。
鎮魂と平和への願いを込めて
広島・長崎原爆から74年。
犠牲になられた方々に哀悼の誠を捧げます。
核兵器がある限り、人類は炸裂と苦難の恐怖から逃れられません。
歴史に謙虚になれば、必ず人類は平和を成し遂げられると信じます。
8月6日
ひめゆり平和祈念資料館を訪問しました。
2021年、北九州市も平和資料館が開館予定です。
戦争の残虐さ、恐ろしさ、悲しみ、平和と命の尊さが率直に伝わってくる ひめゆり館。
一方で、本市では企業等から「戦争に関する展示が多い」と計画にクレームも出ています。しかし、事実は語り継がねばなりません。
沖縄平和祈念公園には、各都道府県・米・英・台湾・韓国・北朝鮮、各国犠牲者の碑があります。福岡県慰霊の塔に鎮魂の祈りを捧げました。
福岡県から派兵された4030人の命が沖縄戦で失われました。
平和な世界を築く事が、今を生きる私たちの使命だと思います。
8月9日
北九州市原爆犠牲者慰霊平和祈念式典へ
この式典には、広島市長、長崎市長からも核廃絶への思いを込めた手紙が毎回届き、
読み上げられています。
「日本が核兵器廃止のリーダーになって欲しい」という多くの願いは、
国のトップが動けば叶う事です。
これ以上被爆者達に悲痛な声を上げさせないで欲しいのです。
長崎原爆は造兵廠のあった ここ小倉に落ちるはずでした。
核、兵器がある限り争いが起きます。
核廃絶の先頭に立つのが日本の役目です。
不断の努力をして参ります。