被災者受け入れ・北九州市
九州北部豪雨で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げると共に、
一日も早い復興をお祈りいたします。
市内でも避難者総数約1500人、家屋の一部損傷、床下浸水、がけ崩れなどが発生してしまいました。
防災対策を含め、住民の命と暮らしを守ることを第一に尽力して参ります。
【被災者受け入れ・北九州市】
●無償 住居(連帯保証任不要)
住宅供給公社 093-531-3150
平成29年九州北部豪雨災害への支援に関するお知らせ - 北九州市
【避難児童 受け入れ・北九州市】
●北九州では被災した避難児童を市内保育所・幼稚園等に受け入れます。
全額減免。
対象:私立・公立幼稚園、認定こども園
保育所、地域型保育事業所(小規模保育、家庭的保育、事業所内保育)
平成29年7月5日からの大雨による災害で被災した児童の保育所・幼稚園等への受け入れについて - 北九州市
保育問題 研究会 〜第3回
7月9日、村上さとこ事務所にて、第3回保育問題研究会を開催しました。
今回は、保育とインクルーシブ教育の観点から、
障がい児の小中高校進学と就職の課題まで、幅広く議題を設定しました。
支援学校で教えられている現職の先生方にもご参加いただき、
現場の生の声を聞くことが出来ました。
無理なお願いにも関わらず、こころよく駆けつけて下さり、
先生方には本当に感謝しています。
インクルーシブ教育とは、障害のある子どもを含むすべての子どもに対して,
子ども一人一人の教育的ニーズにあった適切な教育的支援を「通常の学級において」行う教育であり、現在のトレンドです。
「分けない」「居住地と地域で教育を」が基本であり
「分けたところから差別がはじまる」という考え。
しかし、支援学校を否定している訳ではなく、
子ども自身や親の要望が最大限尊重されるような配慮が必要です。
また、支援学校には障がい者の就職枠があり、
実際に高校進学時には支援学校を選ぶ生徒も多いとのことです。
北九州市はいま、来年度の「障がい者差別解消条例」の制定に向け動いています。
今回の会合で、教育現場への人的配置をはじめ、様々な課題も浮かび上がりました。
私もさらに勉強し、様々な声を市政に活かすよう動いていきます。
市民の声 〜「陳情」と「請願」
6月議会では、5件の「請願」について紹介議員になりました。
紹介議員とは、住民の提出にあたり内容に賛意を表して署名をした議員です。
●大学生への 給付制奨学金制度 の拡充 を求める意見書の提出について
●特別支援学校 の 設置基準の策定 及び 特別支援学級 の 学級編制基準の改善 を求める意見書の提出について
●高校無償化の復活 と 給付制奨学金制度の確立 を求める意見書の提出について
●給食費の無償化を求める 意見書の提出について
●旧日本軍慰安婦問題への誠実な対応 を求める意見書の提出について
以上5件は所管委員会に付託され継続審査になりました。
紹介議員となったのは、希望と未来(私)、共産党(10人)、ふくおかネット(1人)の、計12名です。
住民の要望や意見は「陳情」「請願」という形で、誰でも市議会へ提出できます。
個人・団体・未成年・外国人・他都市の住民もOKです。
北九州市の場合、陳情も請願もどちらも口頭で意見を言うことが出来ます。
住民が議会に直接参加できるチャンス、意見や要望がある方はぜひ提出ください。
村上も内容により紹介議員になります。
ぜひご連絡、ご相談ください。
北九州市の「学童保育」利用料
地域によって異なる、北九州市の「学童保育」利用料
市内、134か所ある学童施設の、保護者負担金に格差があることが、
今日の委員会質疑の中心になりました。(6/12)
子ども家庭局の答弁は
「地域の子どもは地域で育てるとの考えに立ち、保護者負担金は運営団体に任せている」とのこと。
同じ市民なのに居住地域によって行政サービスに差が出ている現状に、私も含め、各議員から「おかしい」の声があがりました。
減免措置
一方、県の補助金を活用し、生活保護世帯は月5千円、市民税非課税世帯は月2500円を上限に、今年4月に遡り減免が決定され、1601人の児童がこの対象となりました。
私の所属する保健病院委員会からは、5157万3千円の一般会計補正予算が上程されています。うち半分が県費負担。県議会の取り組みが有難いです。
子育てしやすい街ナンバーワン
他都市では、20政令市のうち12市が保護者負担金額を決め、公平にしています。
「保護者負担金には国の基準がない」とのことですが、
子育てしやすい街ナンバーワンをうたう北九州市、
市内どこに住んでいても利用料が同じであるように、と思います。
今後も、現場の声、保護者の声を届け、よりよい環境の中で子ども達が育って行けるよう、働きかけていきます。
6月議会では 〜削減された質問時間で
再びマスコミに 「一人会派排除の異常」
6月9日付の長周新聞に、「一人会派の質問時間が減らされた」問題に関する記事が掲載されました。
あちらこちらから「おかしい」と声があがっているそうです。
議会は言論の場であるのに、一人会派の質問時間は答弁を含めて1回たった15分へと、持ち時間が、半分に削減されました。
これは、2-3月議会との比較です。2016年12月議会と比較すると、4分の1に減らされています。
議事録もなく、経緯も不透明。また一人会派が理由を知らされることもなく、決定された一人会派の質問時間。
今回15分を経験しましたが本当に厳しい状況です。
(年間4回の議会合計でたった60分)
現場の声をもっと活かさねば
今回は待機児童と保育士の労働環境について質問するために、
現役保育士の方々と「保育問題研究会」を立ち上げ、調査や話し合いを何度も重ね、意見や要望をまとめて来ました。
しかし、ろくに質問もできず…。これは、市民の不利益です。
苦肉の策で、第一質問を最低限に絞り、3分に短くしましたが、
市長答弁と局長答弁で7分。これでもう残りは5分。
答弁に対する私の意見を言ったら、第二質問も十分にできません。
もっと議論の場を!
会議日程も、質問時間も、増やして欲しいと思います。
あるいは、質問をされない議員もいらっしゃるので時間を分けて欲しいです。
6月議会で質問に立ったのは57人中22人でした。
(大会派メンバーも毎回発言に立てるわけではありません)
6月8日(木)13時15分から一般質問します
6月議会が始まります
議会には市民の目が必要です。
ぜひ、傍聴にお越しください。
添付は 6月定例会の発言順序です。
57人の議員のうち22人が質疑・質問予定です。
村上さとこ は、8日(木)13時15分から一般質問します。
今回より一人会派は「質疑か質問のどちらかで15分」と持ち時間が大幅短縮されてしまいました。
短い時間ですが頑張ります!